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「真矢さんとの思い出」のこと。
3
20歳のとき
歌手の
大黒摩季さんのバックコーラスで
ミュージックステーションに
出演させていただけることになり
初めて生で見る
Mステのセットに
圧倒されながらスタンバイをしていたら
「お願いしま〜す」と
ただならぬオーラを放ちながら
現れたのが
真矢さんでした
「えっ!?真矢さん!?真矢さんだ!」
と胸が高鳴り、とても驚きました
その日はじめて
真矢さんのドラムで
コーラスさせてもらい
間近で、真矢さんのプレイを
見ることもできたので
ものすごく細かいところまで
こだわっていらっしゃることが
わかりました
そのあとも
コーラスで参加させていただいた
大黒摩季さんの全国ツアーでは
真矢さんがツアーメンバーだったので
そのときも
ものすごく近い距離で
真矢さんのドラムを聴きながら
歌うことができて
とんでもなく幸せでしたし
本番の前後では
とてもフレンドリーに
気さくに話してくださって
でも
音に対する拘りは
もはやストイックという言葉では
表しきれないほど細かくて
普段の
ニコニコしていて優しいときと
本番やリハーサルのときの
真剣なときのギャップがある方だと
感じていました
当時、20歳で
音楽のことも
なんなら
世の中のことも
まだ何もわかってない
自分にとっては
正直
すこし
こわい存在でもありました、笑
わたしが
コーラスで参加させていただいたのは
関東の公演のみでしたが
それでも
真矢さんは
僕の顔も覚えてくださって
「おう!」とか「よっ!」と
声をかけてくださったり
僕のことを
「少年!」と呼んでくださって
それが心地よくて
嬉しかったんですけど
大黒さんが真矢さんに
「少年じゃなくて、永嶋玲って名前があるんだよ」って言ってくださったり
なんだか
今となっては
夢のような
とってもとっても愛しい時間です。
もちろん
学生の頃から
LUNA SEAも聴いていましたから
翌年の
ルナフェスでは
生でLUNA SEAのステージを
観ることができて
とっても嬉しかったし
とにかく
めちゃくちゃカッコよくて
音が気持ちよくて
どれだけフレンドリーな真矢さんでも
僕にとっては
いつでも
いつまでも
スターだし
レジェンドです
できれば
おじいさんになっても
叩き続ける真矢さんを見たかったです
それが叶わないと思うと
すごく哀しいです
ほんとになんにも分かっていなかった
20歳ぐらいの年齢のときに
受けた衝撃だったり経験は
とっても大きくて
長い年月を過ごさせていただいたわけではありませんが
真矢さんとご一緒させていただけた時間は
僕にとって、ものすごく尊いものです
今はまだ
何の実感も湧いていませんし
どう受け入れたらよいかわからず
すこし暗い気持ちになってしまっています。
本当は
感謝の言葉とか、お悔やみの言葉とか
書いたほうがいいのかもしれませんが
そうしたら
さらに寂しくなってしまいそうで
今は
ちょっとまだ
そういった言葉を書ける心境になれていません。
僕も
自分自身の音楽人生を歩んでいかなくてはいけませんが
とりあえず今は
わたしも一丁前に
哀しみに浸ろうと思います。

